指しゃぶり・おしゃぶりと歯並びの関係|やまのい歯科クリニック|阪急箕面駅すぐ近くの歯医者

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医療コラム

指しゃぶり・おしゃぶりと歯並びの関係|やまのい歯科クリニック|阪急箕面駅すぐ近くの歯医者

指しゃぶり・おしゃぶりと歯並びの関係

 

 

こんにちは♪

阪急箕面駅前にあるやまのい歯科クリニックです!

9月に入りましたがまだまだ暑いですね。

 

今日は指しゃぶりとおしゃぶりの歯並びの関係についてお話しをします。

「小さい頃に指しゃぶりをしていたなぁ」という

思い出を持っている方もいらっしゃるのでは

ないでしょうか。

赤ちゃんにとって指しゃぶりやおしゃぶりは

とても自然な行動です。

眠い時や不安な時に口に咥えることで安心したり

リラックスできたりするので、

多くの親御さんが育児の一環として利用しています。

 

しかし、こうした習慣が長く続くと

歯並びや顎の成長に影響を及ぼす可能性があることを

ご存知でしょうか?

短い期間であればほとんど問題はありませんが

長期間続くと前歯が前にでてきたり、

上下の歯が噛み合わなくなる「開咬(かいこう)」という

 

状態になりやすくなると言われています。

見た目の問題だけでなく発音や噛む力にも

影響が出ることがあります。

 

では、いつまでなら安心なのでしょうか。

一般的には2〜3歳ごろまでの

指しゃぶりやおしゃぶりは成長と共に

減って行くことが多いため大きな心配はいりません。

また、指しゃぶりやおしゃぶりは

本人がやり切るまでやらせてあげるのも大事です。

ただし歯が生えてくる5〜6歳以降まで続くと

歯並びに不正が残るリスクが高くなります。

なのでこの時期までに習慣をやめれると安心です。

 

また、歯並びに影響を与えるのは

指しゃぶりやおしゃぶりだけではありません。

頬杖、爪を噛む、うつ伏せ寝、ベロで前歯を押す(舌突出癖)も

長く続くと歯に力がかかり噛み合わせに影響を

及ぼすことがあります。

 

こういった習慣をやめるためには、子どもに

「ダメ!」と強く言うよりも

安心できる別の方法を用意してあげる事が効果的です。

例えば寝る前に抱っこをして安心させる、

手を使った遊びを増やして指しゃぶりをする機会を減らすなどです。

そして指しゃぶりをしていない時に

「今指しゃぶりをしていなかったね!」と

声をかけてあげるのも効果的です。

また5.6歳の大きいお子さまには

「一緒に協力してやめれるように頑張ろうね」

と穏やかに伝えプレッシャーを与えないように

子どもの気持ちに寄り添いながら工夫していく事が大切です。

 

もし「続いているけど大丈夫かな?」と

心配に思ったら一度歯科に相談してみてくださいね。

習慣の程度や歯並びの状態をチェックし

その子に合わせたアドバイスを受ける事ができます。

 

指しゃぶりやおしゃぶりは子どもの成長の一部であり、

必ずしも悪いことではありません。

しかし長引くと歯並びに影響が出ることもあるため

年齢や習慣の様子に応じて少しずつ工夫していくことが大切です。

気になる事があれば、どうぞお気軽に相談くださいね。

 

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