口臭の原因、それ舌の汚れかも?
- 2025年2月3日
- 審美歯科
こんにちは♪
阪急箕面駅前にあるやまのい歯科クリニックです!
毎日寒いですね!
風邪をひきやすくなる季節になるので
皆様体調にお気をつけくださいね。
さて皆様、【舌苔】という言葉を聞いた事はありますか?
舌苔とは、、
舌の上にある白い苔状のものです。
これはお口の中にある細菌や食べかす、唾液の成分や
剥がれ落ちた粘膜の上皮などが舌に付着したものです。
皆様鏡でぜひご自身の舌をベーっと見てみてください。
ここで舌がピンク色であれば舌苔の付着は少ないのですが
もし白くなっていれば舌苔が多くついている可能性が高いので
ぜひチェックしてみてくださいね!
舌の表面には糸状乳頭(しじょうにゅうとう)といわれる
凹凸があるのですが、その凹凸に細菌の塊などが溜まってしまい
白く、または黄白色にみえる舌苔が形成されるのです。
薄い舌苔があるのは生理的なものもありますが、
これが分厚くなってくると菌の温床になるので
要注意になります。
この舌苔があることで、、
・口臭の原因
・感染症(誤嚥性肺炎など)
・味覚異常(味が感じにくくなる)
があると言われています。
実は口臭の原因の6割がこの舌苔であると言われています。
では何故、舌苔がつくのでしょうか?
舌苔の量や舌苔の状態には色々な要因によって変化していきます。
①口呼吸
口呼吸だとお口の中が乾燥してしまい、唾液も減り、
唾液の洗浄作用が発揮されず舌苔が溜まりやすくなってしまいます。
細菌も溜まりやすい環境になってしまいます。
②食生活
甘いものや、脂っこいものなどを日常的に多く摂取していると舌苔がつきやすいと言われています。
③ストレスや体調不良
ストレスがかかると唾液の分泌が減り、自浄作用も発揮されず舌苔も増えてしまいます。
また風邪をひいたり、免疫力の低下などによっても舌苔の状態は変わります。
〜舌苔のケア方法〜
①舌苔は毎日の口腔ケアで十分に綺麗になる事が多いです。
舌ブラシや舌クリーナーなどを使用して
舌を優しく掃除する事が重要です。
この時に強く舌を磨いてしまうと
舌に傷がついてしまったり、そこから感染し
逆に口臭の原因になる事もあるので
なるべく優しくしてくださいね。
まず、舌の奥から手前にかけてブラシを
優しく動かします。
1日に1回、この動きをするだけで綺麗になりますよ。
②定期的な歯科検診
お家で清掃してもどうしても取れない場合は
一度歯科医院でも相談されるといいでしょう。
口臭のや舌苔の原因となる他の疾患が隠れている可能性もあります。
③舌を動かす、水分補給や保湿をする
たくさん舌を動かしたり、
(あいうべ体操もいいですね)
たくさんお喋りしたりすると舌が動き、
唾液分泌も促進されます。唾液には自浄作用があるので
舌苔がつきにくくなります。
また乾燥しやすい方は水分補給をしたり、
舌ケアをした後にジェルを塗布したり。
(コンクールジェルなどがおすすめです)
乾燥しないように工夫をしてみて下さいね。
このように、舌のケアを行い
スッキリしたお口を目指してくださいね!
少しでも参考になれば嬉しいです♩