歯科麻酔について
- 2024年5月30日
- 審美歯科
こんにちは、やまのい歯科クリニックです。
そろそろ梅雨の季節ですね。
さて今日は歯科麻酔について詳しくお話をします。
まず麻酔には、『全身麻酔』と『局所麻酔』があります。
歯科で用いられるのは『局所麻酔』で一部分に麻酔を行い感覚を失わせる麻酔法です。
なので全身麻酔のように処置中に意識を失う事はありませんので、比較的に安全性が高いです。
【局所麻酔の種類】
①表面麻酔
こちらは、歯ぐきに麻酔薬を塗布し歯ぐきの表面のみの感覚を痺らせるものになります。
やまのい歯科クリニックでは、
麻酔をする際のあのチクッとした痛みを
無くすためにこの表面麻酔を必ず使用するようにしています。
②浸潤麻酔
痛みの感覚を取りたい歯の周囲の歯茎に麻酔薬を注射するものです。
歯科ではこの方法が多く用いられるほどメジャーな麻酔方法です。
こちらは虫歯の治療、歯周病の治療、親知らずやインプラントでも使用し非常によく効く麻酔です。
③伝達麻酔
こちらは麻酔が効きにくい部位(特に下顎の奥歯など)に口唇や舌を含む広い範囲によく効く麻酔です。
麻酔効果も数時間きいてくれるので治療後の痛みが気にならなくなるメリットもあります。
【麻酔後の注意事項】
・麻酔後1〜2時間は口唇や舌なども感覚がないので
熱い飲み物でやけどしたり、
間違って口唇やほっぺたを噛まないように気をつけましょう。
麻酔が切れてからの食事をオススメします。
また、お子様の麻酔後は特に気になって
ゆびで触ったり、歯で噛もうとたり、
怪我の原因にもなるので注意して見守るようにして下さいね。
〜やまのい歯科クリニックの痛みを和らげる更なる工夫〜
やまのい歯科クリニックでは麻酔を行う際は
先ほども述べたように
まず表面麻酔を使い、チクっとした痛みがでないようにします。
そして当院では必ず電動麻酔を使用しております。
電動麻酔を使う事で麻酔液をゆっくり、一定の時間をかけて注入していくので痛みを和らげてくれます。
手動の麻酔ではこの『ゆっくり』『一定のスピード』が難しく、
余計な圧力がかかってしまい痛みを感じやすいのです。
また、事前に麻酔液を人肌と同じ温度に温める事で
違和感なく麻酔液を注入できるで、そういった工夫もしております。
歯医者が嫌いになる原因として1番多いのは
『痛い』&『不快』だそうです。
やまのい歯科クリニックではこの
『痛い』『不快』をできるだけ患者様に
感じさせないように日々診療を心がけております。
麻酔は一つの大事な手段ですが
何より丁寧な治療を心がけておりますので
安心してご来院下さいね。